日本のサッカーが目指すのは

ワールドカップ2006ドイツ大会 日本vsオーストラリア。
1-3の惨敗に呆然となった。
一日経ってようやく心が落ち着いてきた。

「日本の目指すサッカーは何か？」

前半のラッキーな先制点で折り返した後半、
それはヒドイ内容だった。
攻められっぱなしで守ることが精一杯のサッカー。
（しかも守りきれなかった）

これが4年間かけて作り上げてきた日本のサッカーなの？
いつから守ってカウンターサッカーなんて始めたの？

ジーコは攻めることを優先的に考える監督だと思っていた。
スタメンを見ても攻撃に能力が高い選手がほとんど。
その監督がハーフタイムに
「1点取っていることを優位に試合を運べ」 といった内容を話したと聞いて、失望した。

力なんてない日本はズルズルと下がり、
オーストラリアにやられっぱなし。
確かにその中でも決定的なカウンターを数回やっていたけど、
そんなの日本が目指してきたサッカーじゃないはずだ。

日本が目指してきたのはどんな状況でも得点できるサッカーだ。
中盤で素早いボール回しから生まれる得点。
フリーキック、コーナーキックからの得点。
カウンターからの得点は否定しないが、それは一つオプションに過ぎない。

大切なのは意思だ。
どんなカタチでも、得点することを目指してきたんじゃないのか。

オーストラリアとの試合はヒドイ内容だった。
失点してテレビを消した人も結構いたらしい。

最後の最後で追いつくかもしれない。
劇的な逆転もあるかもしれない。
そういった期待を起こさせてくれないサッカーに魅力はない。

あと2試合。
どうか無様な試合だけはして欲しくない。

コメント 2

日本は中田のようなベテランと、Ｗ初出場組みの間に気持ちの差が大きかったんだと思います。それで、チームがバラバラになってしまったんではないかと。でも、この敗戦でチームはひとつになると信じています。頑張って応援しましょう！！
by チノパン (2006-06-15 09:01) 

>チノパン さん
この敗戦で次にかける意思の統一というのは出来たと思います。
と信じています。
グループリーグ突破は厳しい状況ですけど、
諦めずにがんばって欲しいです。
by テラ (2006-06-15 12:39)