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猫背女子を読む [日ごろのこと]

音楽を聞いていると、

「俺もゆずみたいな作詞が描けるんじゃない?」

と、ありもしない能力が秘め眠っているような気になることがあります。
作ってみようと考え出すと、すぐにもやもや~っと行き詰まってしまうんですが。。。

また、コミックエッセイを読むと、

「俺もたかぎなおこさんのような面白い作品が描けるんじゃね?」

と思い浮かぶけれど、
当たり前のように、
テラ子、テラ美の顔ですら全く似てない、かわいくもない絵が出来上がるだけでした。

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そんな僕が、また懲りもせず錯覚していたのが、

「俺も伊坂幸太郎なみに物語を書けるんじゃね?」

いつものように、それ以降に溢れてくるストーリーもなく、
ただ何の裏打ちもない自信(恥?)だけありました。

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我が家は読売新聞の夕刊を取っているんですが、
金曜日はタレントやアイドルなどが書くコラムがあります。

今月始まったコラムは、ハリセンボンの箕輪はるか(背が高い方)の「猫背女子」。
いつも読んでいる欄ではないんですが、何となく読んでみました。

面白い!

内容も面白いのですが、話が上手い。
なでしこジャパンの優勝から、自身が小学生の頃にやっていたサッカーの苦い思い出を
「37」という数字を使ってユーモラスに展開していました。

「ああ、こういう文章を書ける人が才能があると言うのか」

と自分の思い上がりを気付かさせてくれました。

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それにしても箕輪はるかは文章が上手い。
次回が楽しみです。
本を書いたらいいのに。


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